BonnesNotes DRESSING APS-DR001 効果編

BonnesNotes DRESSING APS-DR001APS-DR000、ついでにヤフオクのUSBターミネーター&ノイズフィルターUT-STDを取り付けて一週間聴きこんでみました。

効果について

結論から言うと、APS-DR001をBDP-S6200のフロントに取り付けたことで音の表現力が豊かになりました。自分の耳でも効果を感じ取れたことにびっくりw

USB電源由来の電気ノイズが減ることでS/N比が上がることは理屈的にわかります。音のチューニングとなるとどうやっているのかは検討が付きませんが、低音の厚みと高域のキレが増し、それでいて中域が痩せたようには感じないので全域で音が良くなったように感じます。

ただしAPS-DR001(中央)をAPS-DR000(右)に変更しても私の耳では両者の違いを感じ取れず・・・。MOOKでは結構違うと書かれていたのですが残念な耳でした。

さらにUT-STD(左)に交換したところ低音の厚みが低下したような気が。一方で高域のキレはそのまま感じとれたので、USBターミネーターとしての効果はしっかりあるようです。

取り付け場所について

色々試してみたところ、まずは方法を問わずオーディオ機器のUSB端子全てを埋めるのが重要で、その次にターミネーターの品質が音に影響してくるようです。

例えばRDA-520の場合、一見USB端子はありませんが・・・

USB-DACとしても利用できるのでUSBミニB(メス)端子が背面にあります。メスなのでここからは給電されていませんが(下画像参照)、LANターミネーターによるクリア感の改善を体感できました。
ちなみにここに挿してもRDA-520のホワイトノイズ自体は減りませんでした。上記感想はホワイトノイズが気にならなくなる音量まで上げた場合の音の違いの話です。

次にプレイヤー(BDP-S6200)の場合、フロントには前述の通りAPS-DR001をセット。

背面のUSB端子にはRUF3-PS8G-BKを取り付けていますが、USB電源の蓋となっている様でここでもS/N比の改善を感じ取れました。
ちなみにこのRUF3-PSはアクセスLEDがないことから、LED発光によるノイズ源とならない隠れた利点もあります。小ささ優先で買ったものですが意外とオーディオに適していました。

普段はNASのDLNAサーバから音源を配信していることからNASにも取り付けてみたところ、DLNA再生時だけでなく一見関係のないCD再生時もかなり効果がありました。
そもそもNASはオーディオ機器ではないので人体に影響がないレベルの電磁波(ノイズ)をバラまいてるのかも?それともLANケーブル経由で音を悪くする原因を伝播しているのかも?

TS-112のワンタッチバックアップ用USB端子にはUT-STDを接続。

背面の2つのUSB端子は1本はバックアップ用外付けHDDを、空いたもう一つにはAPS-DR000を接続しています。なおLAN端子が開いているのは撮影用のためで普段は接続されてます。

APS-DR001(LANターミネーター)の感想

オーディオアクセサリの中でもLANターミネーターはオカルト系に入りそうなジャンルですが、大手オーディオメーカーが発売するだけあって確実に効果はあるようです。

APS-DR001に6,480円の価値があるか?となると人によって感想は異なると思いますが、私の場合はアンプの「DRA-100買替計画を白紙撤回」するレベルで満足できました。もしかしたらMOOK付録のAPS-DR000(2,700円)でも同じ満足を味わえたかもしれませんが、おそらくその後にAPS-DR001を試していると思うので最終的な結果・感想は同じでしょう。

オカルトと嘲笑する人を否定する気はありませんが、せっかく購入しやすい価格設定になっているのですからとりあえず試してみては?とお薦めしたい一品です。

コメント

  1. studiomamiya より:

    なるほど。まオーディオは何やっても変化はしますよね。ちなみに自分はUSBDACだと接続のUSBケーブルに古いスパコンのバス線を使っています。USBは音が悪いので、もっぱらMacBookPro旧製品の光デジタル出力を独立電源の光ー>同軸変換機(自作)を経由させてから自作のDACに入れています。デジタル電源のノイズ対策は最も重要と個人的には思います。あと光デジタルは音が悪いという評価が以前からありますが、TOSの受光素子の電源を他のデジタル回路と同じ所から取っている影響が大きく(東芝の説明書がそう勘違いさせている)、両者を分けるとかなり良くなると気がつきました。