気づいたらPS4のメディアプレーヤーがアップデートしていました。
初期バージョンは荒が目立ちましたが、いくらか改善されたのか確かめます。
※2015/6/5 v2.00版を公開しました。
1. v1.50アップデート内容
v1,50へのアップデートで追加された機能の中で気になるのは以下の2つ。
・動作の安定性を改善
・ビデオに表示モードを追加
残念ながら再生音質の向上や再生可能フォーマットの追加などは無いようですね。
PS Plusの自動アップデート履歴を見るとv1.50は2015/11/27に公開されたようです。
2. オーディオプレーヤーとしての改善点
初版ではDLNA経由でAAC(MP4)を再生しようとすると1分ほど待ち時間がありましたが、アップデート後は即再生されるようになりました。使い勝手に直結する改善なので素直にうれしく思います。ただしUSBメモリ上のMP4系ファイルは相変わらずM4Aしか再生できません。
またメディアプレーヤーからPSボタンでホームに戻る際に発生していた一瞬の音量低下が無くなり、違和感もなくなりました。なんとなく感じていた作りこみ不足が解消されています。
ただし再生ファイルが変わった時しかホームに現在再生中の曲名が表示されないのもそのまま。ゲームを始めてしまえば不要な機能なのですが、さりげない気配りとして実装されていても良いと思うのですが。
3. ムービープレーヤーとして
DLNAのMP4動画を再生する際の待ち時間が若干短くなりました。
またアップデート内容にあるように、再生時の表示モードを「全画面(引き伸ばし)」「全体(アスペクト比維持)」「なし(ドットバイドット」から選べるようになりました。あまり必要無い気がしますがあって困る機能でもないので良しとしましょう。
4. v1.50総評
細かな不満点が確実に解消されていますが大きな機能追加などはなく所詮は1.5という感じです。それよりも今回のアップデートにより、今後もアップデートが行われる可能性がでてきました。PS3ほど再生機能を重視していないのは承知してますが、せめてWMAやWMV、できればFLAC再生に対応してくれれば付加価値が高まるはず。ということでSONYに期待です。