Xにオプションとして設定されてZグレードのルーフスポイラーは、ディーラーでは取り付け不可とのこと。それなら工賃分で工具を買って自分で取り付けちゃいましょう!

部品情報
トヨタの物販で「76085-52270 SPOILER」として取り寄せました。価格は20,000円程度。

材質は全面プラスチックで重量は約916g。
擦り傷がつかないように丁寧に梱包されています。裏側には白い爪が3つついているのですがXでは使いません。おそらくZの車体には取り付け位置用の穴が開いていて、樹脂の爪を指すことで一発で位置決めできるのだと思います。

利用するボルトはM6 単付きつば付きタイプ「90109-06388 ボルト No.2」。重量は4つで約96g。

車体側に用意するメネジはリヤゲートに11φの穴を開けて「M6ジャックナット」を使ってみます。これはステンレス製で4つで12g。

作業1.リヤゲートにドリルで穴を開ける
ルーフスポイラー固定用メネジ=ジャックナットを通す穴を開けるために、スポイラーを仮留めます。

スポイラーには4か所穴が開いているので、開ける場所決めの〇を油性ペンでマーキングします

4か所〇を付けたらスポイラーを外し、傷がつかないよう車内にしまっておきます

穴あけはこの作業用に購入したHiKOKIの電動ドリルドライバー FDS12DAL。手持ちのドリルビット関係で最初に2.0mmの穴を開け、5.0mmmまで0.5mmずつ広げていきます。

この後は11mmまで穴を拡張するステップドリルに切り替えます。ただM6ジャックナットは11mmあれば通せるはずなのに個体差なのか引っかかって通らず・・・、最終的に12mm程度に拡張しました。

ドリルで削る際の騒音に配慮したり、切りくず(鉄粉)からボディを守るための養生に錆止めのタッチアップと乾燥待ちなどに時間がとられましたが、だいたい45分程度で完了しました。
作業2.ジャックナットを座屈させる
一方大苦戦したのがジャックナットの処理。ジャックナットは写真のような専用工具「モーリーレンチ」を使ってM6ボルトで締めあげることでメネジ部を座屈させて固定面を挟み込むのですが、ボルトを締めると一緒にジャックナットも動いてしまいます。
販売元のページにM6サイズは難しいと書いてあったのはこういうことなのですね。
そこでみんカラの人の記事を参考にゴム板を挟んで摩擦を増やしてなんとかなりましたがこれも結構試行錯誤しました。

注意点としては・・・
ゴム厚は1.0mm以上必要(0.5mmはちぎれた)、1.0mmでもボロボロになるので1つ処理したら新しいゴム穴を使うこと、途中で緩めるとやり直しがとても大変、多少ジャックナットが回っていても気にしないで締める、でもボディの塗装面に傷がつくので最後にもう一度タッチアップが必要、写真の状態で奥行き方面にガタがでなくなるまでボルトを締めあげる必要がある、といったところです。

作業3.スポイラーをボルトで本固定
ジャックナットの処理が終わったら最後は楽勝。再びルーフスポイラーを仮固定し位置を微調整したらボルトNo.2を使って締め付けるだけ。ジャックナットの黒いのは防水スポンジパッキン。スポイラー上部にもパッキンがあって2段階で防水しているので雨がしみ込んで錆びる、ということはそうそうないと思われます。

スポイラーの前後左右高さの微妙な位置調整を行い、4つのボルトを均等なトルクで締め付けます。ここはメガネレンチを使えないのでエクステンションバーを付けたラチェットレンチなどを使いましょう。
十分に位置決めを行い、緩みなどがないことを確認後に最後に蓋をして作業完了。この工程は15分くらいで終わりました。



