良く通る道路沿いにあるのに一度も入ったことのなかった函館 花の木の「どら焼き」を食べてみます。
お店情報
花の木は函館市榎本町、市電「湯の川」電停から徒歩10分ほどの場所にある和洋菓子のお店。カステラやどら焼、パウンドケーキなどのお菓子に強いお店です。
店頭に並んでいたどら焼きラインアップは「どら焼」「梅どら」「桜あんどら焼」の3種類。秋なのに「桜あん」とは珍しいですね。
どら焼き
皮はやや小柄で表面がわずかにしっとりとした緻密でふんわり食感の厚手の生地。ふんわり優しい玉子の味と香りがする生地ですが、パンケーキ風にはならずしっかりどら焼きの皮として存在感を出しています。
組み合わさる粒あんは、粒(小豆)がかなり硬めな甘さ控えめの粒あん。イメージとしては小粒な「みつ豆の豆」という感じ。いままで食べたことのない粒の硬さは、まさに豆を食べている気分になれます。餡自体は後味が良くあっさり軽めに仕上がっています。
パッケージ
評価
花の木の「どら焼」のおいしさ評価は皮3.5餡4のおいしさ4。独特の硬い粒あんは好みがわかれそうですが個人的には好みかも。小柄で食べやすい、街の和菓子屋としては洗練されたどら焼きです。
コスパ評価は価格140円=「4」+おいしさ補正「+1」のコスパ5。入手性評価は1店舗のみのお店、通販不可、通年販売なことから入手性1とします。
お店の存在はずっと前から知っていましたが、今回初めてどら焼を食べてみて意外と美味しいことに驚きました。街の和菓子屋と侮ってはいけませんね。