オーディオ電源周りの電磁波ノイズ対策を試す

オヤイデのMWA-010Tを活用すべく、電源周りの電磁波ノイズ対策を試してみました。

今回用意したもの

ヨドバシでオヤイデのMWA-RCを発見し、これなら自作した方が安くすみ応用も出来そうと思い立ち以下の材料を用意しました。
オーディオテクニカ AVジャックプロテクター AT6063
サンワサプライ コンセント安全キャップ 抜け止め用 TAP-CAP3P5L

ついでにオーディオまわりに使っている電源タップを、電源ケーブルが太くて頑丈なものに換えたくなったので、パナソニックの物に交換します。
Panasonic OAタップ(4口・1mコード付・マグネット付)WCH2414H

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RCAキャップの電磁波対策

AT6063のRCA端子用キャップにMWA-010Tを張るだけの簡単なお仕事です。キャップ頭のAVのでっぱりが邪魔なのでカッターで削りましたが、1個につき2分もあれば終わる程度の作業です。
RCAキャップが10個分はいっているのでAVアンプでなければ1セットで足りると思います。
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ACアダプタの電磁波対策

写真はHDMI-AEXのACアダプタ。これをMWA-010Tでグルグル巻いていきます。ACアダプタ以外にもスマホ用の小型USB充電器なども電磁波をばら蒔いているらしいですよ。
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オーディオタップのメンテと電磁波対策

15年以上前に購入したオヤイデのオーディオタップ自作キット。
いつ施工したか忘れましたが既に内部は鉛テープで覆っているので、今回はステンレスプレートの空きスペースにシートを張り付けるだけにしておきます。
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さらにMWA-010Tの施工例を真似してホスピタルグレードの電源プラグを覆います。
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隙間から入った内部の汚れを取り除き、ビスをしっかり留めてメンテ終了です。電源コードはACROTECの6N-P4020。恐らくOCB-1の部品構成を参考にしたチョイスだと思います。
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ついでにMWA-ECを真似てキャップにMWA-010Tを貼り、空いたコンセントに蓋をします。
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コンセントカバーも電磁波対策

OCB-1もどきを接続しているコンセントにはフルテックのCOVER 102-Jをつけているので、これも裏側にMWA-010Tを張ってみます。
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絶縁体のゴムシートの上に貼って大丈夫なのか気になるところですが、MWA-010Tも絶縁性を持っているので問題はないはず。
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電源タップWCH2414Hはそのままで

完成品のWCH2414Hは何も弄らないでこのまま使います。
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この電源タップの選定理由は、1.電源ケーブルが1mと短いこと、2.電磁波発生源な通電確認用LEDがないこと、3.プラグが3Pで固定式なこと、4.コンセントが3Pに対応していること。本当はコンセントが抜け留めタイプではないWCH2314HPにしたかったのですが、実売価格が2倍だったり在庫切れだったりで今回は諦めました。

電磁波ノイズ対策の効果のほどは?

極端に音が良くなったという感覚はありませんが、音が綺麗になりボリュームを上げた時のやかましさが減りました。BDP-S6200改・改の時と似た感想です。
エージング不要で効果を感じることができる反面、音の変化にすぐ慣れてしまうので感動は一瞬です。

あれもこれもとMWA-010Tを貼り付けること自体にオカルトオーディオ的な自己嫌悪を感じるところはありますが、電磁波対策は満足のいく結果になりました。オーディオ以外にも付近のPCなどを対策することで更に効果が高まりそうです。

コメント

  1. ほげ より:

    ACアダプタの放熱が悪くなり、最悪火災になります。

    オカルトだという自覚症状はあるようですが、早めに心療内科を受診されることをオススメします。