前回LANアイソレータをWi-Fiルータとスイッチングハブ間に追加した効果が想像以上に高かったので、NASとスイッチングハブ間にも追加導入してみました

2025/10現在の構成
今回LANアイソレータ(LAN用雷ガード絶縁タイプ) NPL-1001を追加したのは、NASとスイッチングハブの間。LANアイソレータはオーディオの上流に接続すると効果があるという話もあるので試したかったのでした

接続方向を考えてみる
製品仕様としてNPL-1001には方向性の指定があります。
雷サージから保護したい機器を「機器側」に接続するので普通に考えればNASを接続するのですが、オーディオデータはNAS→ハブ→ユニーバーサルプレイヤーという流れで移動するので、ケーブル側にNASを接続してみます。

また、そこそこの価格のするオーディオプレイヤーや電源系をいじったハブと比べると、普通のNASはノイズレベルが高いはずなのでノイズの流入を防ぐという効果もあるのかも?
LANケーブルも気を付けてみる
オーディオ用LANケーブルの音を聞き分けられる耳はないものの、スリムや極細など規格外のものを使わないよう気を付けています。
元々のケーブルはサンワサプライ LA-Y6-005BL[CAT6/より線/24AWG/5.6mm/0.5m/ブルー](写真下側)、今回は音質が良いと言われているエレコム LD-GPA/BU015[CAT6A/より線/24AWG/6.5mm/0.15m/ライトブルー]を選んでみました。

サブラックに設置してみました。LANケーブルの硬さに負けてNPL-1001が斜めになっていますがまぁいいや。

LANアイソレータを追加した効果を確認
肝心の音への影響ですが今回は効果薄め。既にプレイヤー-ハブ間の対策ができていた & 前回のルータ-ハブ間のアイソレートで十分外来ノイズ対策ができていたということなのでしょうか。
それでも効果は体感でき静けさ的なものが更に深まった感があります。音の立ち上がりが更に鋭くなったのに刺さる感じではなく心地よく広がるので聴き疲れが減っています。また定期的に清掃&静電気抜きを行って感じていた効果が長く続いているようにも感じます。
LANアイソレータで通信速度は遅くなる?
もう一つLANアイソレートが実通信速度に影響があるのかを確認するためにPC2台をスイッチングハブに接続し、PC1からPC2にiPerf3で10秒間UDPパケットを送信するテストをNPL-1001ありなしで3回ずつ実施し比較してみました。

その結果LANアイソレートなしの受信速度は936Mbps、LANアイソレート2個の場合は935Mbpsという結果に。計測回数が少ないので精密な検証とはいえないものの1%程度の差は誤差・振れ幅の範囲内とみてよいでしょう。一般的な家庭内LAN(100BASE0-T)で利用する限りでは速度低下はないと考えてよいと思います。
結論!
LANアイソレータの複数導入は効果が薄いもののデメリットなく音質に効果あり。1台目は外からLAN内へのノイズ流入を防ぐ箇所に設置し、2台目は音を確認してお好みで、といったところでしょうか