BDP-S6200を壊してしまったため、UBP-X800M2に乗り換えました。
SONY UBP-X800M2
4KTVもUltra HD Blu-rayも持っていませんが、BDP-S6X00よりコストが掛けられたSONYのユニーバーサルプレイヤーとして本器を選定しました。一番の魅力はS6200では無理だった同軸デジタルからのハイレゾ出力が可能なこと。
対S6200比では天板が普通の一枚板なことも改善ポイント。ちなみに天板がプラスティックなのは変わりませんが、X800/X800M2はスチールの内蓋があるので剛性も重量もかなり上がっています。
ネットでなかなか見つからない底面も載せておきます。インシュレーターはΦ17x3mm(H)のゴム製。オーディオ機器としては頼りないものの、3.8Kgの自重とゴムの摩擦のおかげで、開いたトレイを押しても本体ごと後ろにズレることはありません。
ファーストインプレッション
ここ最近のSONY BP/UBPプレイヤーとしては中々の重さで安心感あり。全身プラスチックなのでAV機器としての高級感はないものの、見た目の安っぽさはかなり改善されてます。
次に何も考えずにLANケーブルを接続し電源を入れてDLNAコントローラを起動したところ、直ぐに検出できて音出しできたので一安心。また本体の同軸デジタルでハイレゾFLACを最大192kHz出力できる点もグッド。これでHDMI-AEXを卒業できそう。
初期設定では「DSEE HX」がオフなのでAAC/CDは44.1kHz出力のままですが、SONY BP-S6200改・改比で音が華やかで元気な感じに変化。音の重心は上がりましたが聴いていて楽しい音がします。
またCDをトレイにセットして再生しても、ドライブ・シャーシの両方が頑丈なためかシーク音がほとんど聞こえなくなりプレイヤーとしての質も向上しています。
そうそう、YouTubeの動作がとても軽快になったのも大きなポイント。S6200は元々速くなかった上に度重なるバージョンアップでレスポンスが激遅になっていましたが、これで常用できるようになりました。
UBP-X800M2今後の方向性
S6200は改造そのものを楽しみましたが、今回は基本的にノーマルで利用する予定です。
というのもS6200破壊のきっかけはBDドライブ故障だったのですが、S6200は廉価グレード故か保守パーツが既に廃番で入手不可。さらにアンダーパネルの不可逆改造により修理も不可という状況でした。
X800/X800M2は電源系に手を入れると更に音質・画質が良くなるらしいですが、ノーマルでも満足できているので今回は大人しくしようと思います。
※2020/5/24追記
ちょっとだけ改造しました。