何かオーディオを強化しようと考えた結果、ネットワークオーディオプレイヤーとして利用しているBDP-S6200にLANアイソレータを追加してみることにしました。
オーディオ周りのネットワーク / 電源構成図
どこから強化するのが効果的なのか考えるためにオーディオ周りのLANと電源構成を絵にしてみました。
この構成図を見てみると電源系はノイズフィルタで分離されていますが、スイッチングハブやPCから発生した電動ノイズがLAN経由で流れ込む可能性があります。またスイッチングハブ(GS105-v3)とBDP-S6200間のLANケーブルは5mほどあるので、テレビや無線LAN、その他電化製品の放射ノイズの影響もあるかもしれません。
効果のほどは未知数ですがここにLANアイソレータを追加してノイズを遮断してみます。
Gigabit対応LANアイソレータ Baaske MI-1005
LANアイソレータは数種類ありますが効果が未知数なものに数万円もかけられないので、中古で1万円の医療用LANアイソレータ「MI-1005」を入手してみました。
RJ-45モジュラージャックにLEDランプはついていません。LEDランプ自身がノイズ源になったら本末転倒ですもんね。
反対側を見てみるとRJ45モジュラージャックの方向が逆です。何か意味があるのでしょう。
MI-1005をBDP-S6200に取り付けてみる
現状はスイッチングハブ(GS105)から延びたCAT6準拠のLANケーブルがBDP-S6200に刺さっています。
そこにMI-1005を接続し、MI-1005とBDP-S6200の間にはなるべく短いLANケーブルとしてCAT6A対応のLD-GPAYC/BU015を用意してみました。
LANアイソレータの効果はわかりませんでした!
LANアイソレータの効果を確かめるべくNAS経由のハイレゾ音源、CD、SACD、USBメモリの音源などを色々試してみましたがMI-1005有り無しの音の違いはよくわかりませんでした。
元々電磁ノイズが少ない?PMA-60のフィードバックが効きすぎなのでしょうか。そもそもスピーカーが力不足なのかもしれません。
我が家のオーディオ環境では思惑から外れた残念な結果になりましたが、少なくとも音質が明らかに低下といったデメリットは感じられないので使い続けようと思います。オーディオ用のアイソレータも気になりますが予算を大幅にオーバーしているので諦めます。