HDMI-AEXの電源をUSB給電に変更

SONYのUHD Blu-ray対応機「UBP-X800」が販売好調らしいですね。SACDをハイレゾ同軸デジタル出力可能らしいので興味深々なのですが、根布産業のチューニング込みで約10万円になるのですぐには手をだせません。
そこで手持ちのS6200改HDMI-AEXで何かできないかと考えていたところ、面白そうなことを思いついたので試してみます。

HDMI-AEXのスイッチングACアダプタを排除したい

HDMI-AEXの電源は5V2A出力のスイッチング型ACアダプタ。電磁波対策を行ったとはいえ、オーディオ機器にスイッチング電源はなるべく避けたいところ。安定型トランス式ACアダプタへの交換も考えましたが費用対効果を考えると導入に躊躇してしまいます。

そこへHDMI-AEXは5VなのでUSB電源から受電できるとの情報を入手。USB端子ならBDP-S6200にあるのでACアダプタレス化できるのでは?と思いつき、部品を入手してみました。

USB→DC5.5/2.1mm電源変換ケーブル

なるべくケーブル長は短く、USB端子側は横出しでと探していたらありました。「USB電源ケーブル 5.5/2.1mm L型 長さ30cm」です。長さは30cmで妥協しましたが元のACアダプタよりは太く短いのがグッドです。

早速BDP-S6200とHDMI-AEXを接続してみます。手持ちの色々なBDやDVDにSACD、ハイレゾ音源の再生を試してみましたが動作に影響はなさそうです。

スイッチングACアダプタを排除したい思いだけで導入したこのケーブル、思わぬ副産物がありました。HDMI-AEXは常時起動のため常にLEDが眩しかったのですが、電源がBDP-S6200と連動するようになったのです。

USB給電化によりHDMI-AEXの消費電流量も測れるようになりました。信号が流れていないときは0.00A、流れているときは最大0.10Aのようです。
これなら安定化トランスタイプACアダプターDK050-Rを利用しても問題なさそう。

気になる音質の差は?

元々BDP-S6200のフロントUSB端子にはAPS-DR001を挿していました。効果も体感できて満足していたので今回の施工により音質的デメリットが発生するはず。
しかし事情により以前ほど音量を出せなくなったこともあり、エアコン稼動状態では音質差を体感できませんでした。好意的に捉えて音質劣化分をACアダプタレス化により相殺できたのだと考えることにします。

少なくとも利便性は上がりいつでも元に戻せることから、この「USB→DC5.5/2.1mm電源変換ケーブル」を正式採用することにします。