ケーブルインシュレーターを黒檀ブロックで自作してみる

ハンズのDIYコーナーでケーブルインシュレーターに使えそうな小物を見つけたので、難しい工作一切無しで自作してみます。

材料はコクタンブロック

材料はコクタン(黒檀)ブロック、15x15x30 6個入りと15x15x15 12個入り、共に252円(税込)です。パッケージには特にありませんが常木教材のものだと思います。
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黒檀は木材なのに比重が1 g/cm3を超えていることや、見るからに詰まっている感があるので元々素材としては好きなんですが、切断・接着加工のし辛さからDIYには使えない材料だと思っていました。

接着は両面テープでお手軽に

ですが、これだけ安ければ難しく考えずに試せます。
接着は工具箱に入っていた適当な幅15㎜の両面テープのみ。ケーブルインシュレーターとして使う場合、余計なプレッシャーはかかりませんし万が一剥がれても張り替えるだけなので、両面テープで特に問題ないと思います。
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252円x2+512円で3個完成しました。1個あたり172円です。もう1セット(15x15x30 6個入り)を買えば756円で6個作れます。
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なおコクタンブロックは15x15x15と15x15x30の他に15x15x20のサイズもあるので、サイズを変えれば15Φより太いケーブルにも対応可能です。

コクタンケーブルインシュレーターの効果は?

デジタルアンプ(RDA-520)とBDプレイヤー(BDP-S6200)の電源ケーブルに使ってみましたが、私の耳ではケーブルインシュレーター利用による効果は実感できませんでした。恐らく良いシステムと良い環境で良い耳の方が最後の詰めに使うためのパーツなんでしょう。

市販の5,000円以上もするようなものは効果を考えるとお金が勿体なくて手をだせませんが、DIYでとりあえず試してみるのはアリだと思います。