RASTEME デジタルアンプ RDA-520

私のオーディオの要、今は亡きRASTEME(ラステーム)のフルデジタルアンプ RDA-520。このアンプのおかげで4312Mがようやく本領発揮となりました。
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RDA-520について

RDA-520はラステーム発の完全フルデジタルアンプだったはず。
この製品が出る前もアナログ+光入力端子のあるデジタルアンプはありましたが、RDA-520はアナログ入力が消えて同軸/光/USBのデジタル入力専用のフルデジタルアンプになりました。そして2009年当時から24bit/192kHzに対応していたので、PS3のCDアップサンプリング(176.4kHz)をそのまま受けることができるアンプでした。

写真は発売後すぐ(2009年5月13日)のもの。付属品にUSBケーブルが入っていることから、PCオーディオ用として売り出したかったのかもしれません。
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音について

RDA-520は低音から高音までしっかりした音を鳴らすことができる優等生タイプ。低音には密度が感じられ、高音にはぶれない芯が生まれ、スッキリ音が出るようになった一方でトゲトゲしさはありません。ボリュームを上げれば音の密度はそのままに音量が上がるのでいつもより大音量で聴きたくなる・・・そんなアンプです。
おそらく従来の中級~高級アンプでなければ出せない音を実売45,000円のアンプで出せるのですから、29,800円アンプからのステップアップには最適でした。
そのかわり音がやや硬く冷たい感じがします。イコライザーで音に16通りの色付けをすることは一応可能ですが、ディップスイッチが本体の底面についているので操作性は最悪。気軽に使う気にはなれません。もう少し楽しい音でも良かったのではと思うことも・・・

JBL 4312Mとの相性抜群

RDA-520のこれらの特徴はじゃじゃ馬な4312Mを駆動するうえでとても心強く感じます。RDA-520の性能を活かせるスピーカーは山ほどあるでしょうが、4312Mをしっかり鳴らせるコスパの良いスピーカーとしてRDA-520は最適なスピーカーだと思っています。
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RDA-520の残念だったこと

RDA-520のデジタル入力専用なところは接続機器選びでデメリットになることもあります。当然ですがアナログ入力は受けられませんし、折角アンプ側が24bit/192kHzの入力に対応していても同軸/光で24bit/192kHz出力に対応しているプレイヤーは多くありません。同価格帯の機器でアンプの性能を100%発揮できるプレイヤーとなると選択肢が限られてしまいます。
その他には入力のサンプリング周波数が分からない事も惜しいなと思うところです。

ホワイトノイズについて

アンプにホワイトノイズは付きものだと思っています。もちろん聴こえないのが理想ですが、これをどうにかしようとするとかえって音が悪くなることもあるので設計段階で何を重視するのか?ということらしいです。
音量を上げてスピーカーから1mも離れれば、アンプ由来のホワイトノイズは聞こえなくなるので気にしないことにしています。

その他

ラステームが廃業してしまったので今後後継機が開発されることはありません。名前を変えて復活したAmulechは輸入品+自社開発は低価格帯に方向展開してしまったので後継機の期待はできませんしRDA-520の次のアンプ選びは苦労しそうです。