ラトックシステム Smalia RS-WBRCH1 を購入

生活をちょっと便利にしてみようと思いスマートリモコンを導入してみました。

ラトックシステム Smaliaスマートリモコン RS-WBRCH1

スマートリモコンにも色々あり、何を選べばいいか悩みました。
今回はヨドバシで購入可能、リモコン用赤外線の有効範囲が25mと出力が強力、温度・湿度・照度センサーがついていることに加え、ラトック製であることが決め手となってSmalia RS-WBRCH1を選んでみました。

内容物は本体、USB-A型ACアダプター(5V1A)、USB-A to USB-Cケーブル(1.5m)の3つ。すべて白で統一されています。

それと簡易マニュアルです。

本体から伸びているアンテナはWi-Fi用ではなく、温湿度・照度センサーセンサーでした。

本体裏に壁掛け用のフック穴があるので、壁に固定することが可能です。USBケーブルをモールで隠せば見た目も悪くありません。

セットアップはSmalia スマートリモコンアプリから

基本的にスマーとフォン/タブレットだけでセットアップは完結します。簡易マニュアルのQRコードからアプリをダウンロードし、アプリの指示にしたがって設定を入れるとBluetooth経由で本体にWi-Fi情報が渡されセットアップ完了。初回通信時にファームウェアが自動アップデートされ数分で利用可能になります。初回セットアップ完了後はBluetoothを切っても問題ありません。

スマートリモコンに機器を登録

あとは画面の(+)ボタンで追加したい種別→メーカー→機種を選ぶだけ。ひとまずこれくらい登録してみました。

サイトでは800種以上のプリセットが登録されているとのことですがUBP-X800M2は未登録のようです。ただしBDP-S1500は見つかったのでこれをベースに作りこみます。

例えば「入力切替」や「消音」はTVに合わせる必要がありますが、右上の機能(⚙)→「再学習する」→「ボタン」をタッチ→物理リモコンのボタンをsmalia本体に向けて押す→波長を捉え学習→「登録」をタッチ、という流れでボタン毎に学習することができます。

スマートリモコンを使ってみる

なおホーム上部の温度・湿度・照度をタッチすることで直近24時間のグラフを表示することが可能です。数日使っていればエアコン・照明の消し忘れの傾向などに気づくことができ、設定完了後は家の外にいてもアプリから登録機器のON/OFFをすることができます

私は使っていないので詳しく紹介できませんが、smaliaアプリに「位置情報」の権限を与えて「シーン」を作りこめば、外出からの帰宅時に家に近づくだけでエアコンや照明をONにすることも可能です。

もう少し頑張ってほしいこと ※2023/3現在

3週間ほど使い込んでみましたがなかなか遊べて実用的なスマートリモコンだと思います。ですがちょっとイマイチなところも見えてきましたのでリストアップしてみます。数は多いですが、ダメだしというよりは改善案です。

  1. Android版smaliaアプリの起動が遅い (iPhone版は使っていないので不明)
    起動に5~7秒ほどかかります。バックグラウンドに回っているだけの時はよいのですが、ふとリモコン替わりに使おうとすると起動が遅くてモヤモヤすることがあります。
  2. 登録した機器の色分けができない
    ホームのアイコンがすべて白ベースなので直観的ではありません。自由に色分けできるか、ジャンルごとに色分けできれば利便性はかなり上がるかと
  3. リモコンのレスポンスが遅い
    アプリ上のリモコンボタンをタッチする度に読み込み処理が入るので物理リモコンと同じ感覚では利用できません。
  4. リモコンのレイアウト変更ができない
    一部のボタンについては並び替えや削除を行えますが全部ではありません。例えば上記の「プレイヤー」のリモコンには謎の空白があります。おそらくチャンネルボタンのエリアなのでしょうが、使わないならこのエリアは省略してほしいなぁ
  5. 温度計の値が2~3度ほど高い? 補正機能ができない?
    他の温度計に比べて2~3度ほど高く表示されているような気がします。頭で読み替えればいいのですがシステムで補正できれば良いのに
総評

定価8,000円と手を出しやすく、現状でもsmaliaアプリも含めて完成度が高いスマートリモコンです。さらに二酸化炭素濃度も測れる環境センサー/スマート温湿度計も発売されていて拡張性も十分。じっくり使いこなしていきたいところ。

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