QNAP QTS4.3.3で自作QPKGがブロックされたので対処

最近になって自作QPKG(起動スクリプト)が動作しなくなりました。恐らく7月のアップデートからだと思うのですが・・・。動作しないのは困るので対処します。

元の記事はこちら
QNAP TS-112のPowerLEDを消灯する (QTS4.2.1)
TS-112のPowerLEDは青色LEDなので結構まぶしいのですが、残念ながら輝度調整や消灯する方法がありませんでした。CLIで...
「autorun.sh」が起動しなくなった

ふとAppCenterを見てみると「autorun.sh」にどくろマークがついてるじゃないですか。ナニコレ怖い。

試しに「開始」をクリックしてみると「設定ファイルに不正な情報・・・」と表示されて怒られます。

設定ファイルが悪い?ということで「/mnt/HDA_ROOT/.config/qpkg.conf」ファイルを弄ってみました。

「qpkg.conf」ファイルの修正

正常に動作しているQPKGアプリと自作QPKGの違いを比較し何が悪さをしてるのか一つ一つ確かめてみたところ、「QPKG_File」が足りないことが「不正」とみなされたようです。
なおこのQPKG_Fileに指定するファイル名は「適当」でも問題ないようです。

[autorun]
 Name = autorun
 Version = 0.1
 Author = neomilium
 Date = 2013-05-06
 Shell = /share/HDA_DATA/.qpkg/autorun/autorun.sh
 Install_Path = /share/HDA_DATA/.qpkg/autorun
- Enable = FALSE
+ Enable = TRUE
 Incomplete_Conf = 1
+ QPKG_File = autorun.qpkg

修正後にAPPCenterを再起動(再読込)すると「autorun」のドクロが消え、有効化できるようになりました。

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コメント

  1. Frank van Ooijen より:

    Thanks for this excellent tip.
    Works like a charm