横浜関内(福富町)の知る人ぞ知るというどら焼のお店「おがわ」に行ってみました。
■お店情報
地図を見ると関内駅の伊勢佐木町口を出てアーケードに入るのが最短コースですが、初見では迷う場所にあります。最初は遠回りでも駅から出た後に一度桜木町駅側に移動し、大岡川の橋を渡らずに左折して川沿いを歩き、地下駐車場を超えた道を左折・・・と探すのが確実です。
そんな「おがわ」ですが、かなりご高齢のお爺さんが店主の昭和の香りがするレトロなお店。お店を訪れた時は店頭にいなかったため、何度も声を掛けてようやく買うことができました。ネットの記事を読むと普段はお店の奥で休憩しているようです。
■どら焼き
どら焼は個装でないため、注文するとまとめて紙袋に入れて渡してくれます。
皮は全体的にしっかり焼かれていて、焼色に固体差があり若干こげているものもありますがこれこそ手作りと感じられるもの。玉子味は少なめでたぶんバターなども使っていない素朴な味です。
購入した夜に1つ目を、翌日に2つ目を食べましたがややパサ付いていたので、当日に食べるのが一番だと思われます。
餡は粒が大きめでホクホクに炊かれていて、やさしい甘さのとても美味しい小豆餡です。少し驚いたのが、白餡などら焼も混ざっていたこと。注文時には何も言われなかったので小豆餡と交互に袋に入れてるのだと思われますが、袋の中で区別されてないので食べるまでどちらか分かりません。
■評価
皮と餡の甘さのタイプのどら焼。このタイプは特徴が無いと感じることもあるのですが、おがわのどら焼は手作りならではの個体差や素朴な味わいが加わって美味しい方の評価になります。評価としてはとても悩みましたがおいしさ4としました。入手性は1、コスパは150円=評価4で加点減点なし。ご高齢な店主のお店ですが、いつまでもこのままであって欲しいどら焼です。