ただの白あんだと思っていたら、実は珍しい「白小豆」を使ったどら焼きでした。
お店情報
数ある文明堂のうち東京を中心に店舗を展開しているのが文明堂東京。
その中でも文明堂東京に吸収された元新宿文明堂の本店だったのが新宿本店で、そして新宿本店の焼き立てどら焼き専門店が「新宿工房」です。ここでは以前取り上げた焼き立てどら焼や季節のどら焼が販売されています。
なお焼き立て黄金三笠山もここ新宿工房でつくられているとのこと。
どら焼き
白小豆は名前の通り「白い小豆」。栽培が難しいため生産量が少なく高価なのだとか。
皮はふわっとした食感、玉子味と和三盆の味がする甘めで小型の生地。「焼き立てどら焼」共通のものですが、正統派な餡との組み合わせがとてもしっくりきます。
餡は白小豆の白あん。手亡豆な白あんよりも繊細で小粒、整った豆なので食感もよく、甘さ控えめで美味しい粒あんです。手亡豆よりも白さが足りないらしいですが、どら焼きの餡としてはまったく気になりません。
評価
文明堂東京 新宿工房の「焼き立てどら焼 白小豆」のおいしさ評価は皮3.5餡4のおいしさ4。白あんなのに味は小豆なちょっと変わった、でも普通に美味しいどら焼きです。
コスパ評価は価格162円=「3」+おいしさ補正「+1」のコスパ4。入手性評価は新宿工房のみの販売、期間限定、通販不可なことから桜餡と同じ入手性1-とします。
また一つ勉強になりました。どら焼き道は奥が深いですね。