お気に入りCD第4弾。村治佳織の「Concierto De Aranjuez」。今でこそハイレゾ音源の浸透で影を潜めていますが、2000年当時に高音質版CDとして登場したxrcd盤です。
「Concierto De Aranjuez」は2000/3/23に発売された通常CD盤のxrcd盤として2000/6/21に発売。ケースはデジパック仕様。買った当時は高級感があって良かったのですが、だんだんと小さな傷や汚れがついてしまうのが残念なところ。上記画像はスキャンしたジャケットをベースにロゴの差し替えなど画像編集して再現したものです。
購入のきっかけは雑誌「Stereo」でベストバイCDとして紹介されたこと。当時最先端のマスタリング設備・技術で作成され、プレスされたCDもオリジナルマスターに忠実だとされるxrcdを聴いてみたく市内のCDショップを探し回った記憶があります。
肝心の音質は「良い」と思います。通常CD盤とxrcd盤を比較したことが無く、また長年聴きこんだ結果このCDが自分にとってのアランフェス交響曲のリファレンスになってしまってるため、これ以上の感想が湧かないというのが実情です。ではなぜお気に入りなのか?というと「良い音(CD)の基準の一つ」だから。スレイヤーズと正反対の選出基準です。
高音質CDといえば、2009年には「Concierto De Aranjuez」のガラスCD盤(約18万円)も発売されています。ガラスと聞いただけでポリカーボネートよりも高音質な雰囲気がありますが実際の音質はどうなんでしょうね。