夏の特別予算を組めたためCrucial Proのメモリ64GBキットを購入してみました。
Crucial Pro 64GB Kit (2x32GB) DDR4-3200 UDIMM
今回もArkで購入しました。メモリといえばArk、次点でツクモというイメージ。
MicronはBALLISTIXブランドを廃止したものの、少しでも付加価値をつけたメモリを売りたい!という思惑でできたのがこのCrucial Proシリーズのようです。
裏面には8か国語で製品アピールをしていますが、具体的なことは書かれていないですね。
メモリに注目していきます。重量は1枚32.0g。素のメモリモジュールは1枚17~18gなのでヒートスプレッダ重量は15g程度というところでしょうか。
横から見てみるとヒートスプレッダの厚さは約0.7mm、メモリチップとスプレッダの間には厚さ1mmほどのサーマルパッドが見えます。OCメモリでもないので十分効果はあるのでしょうが、スプレッダのこの薄さは少々心許ないように感じます。
SanMax SMD4-U32G48M-26V-Dと並べてみると、CrucialProのPCBの色は青が強めです。
PCに組み込んでみる
CrucialProを取り付けます。Cryorig R1 Universalのオフセットのお陰で、他のパーツを外さすに交換できました。
Thaiphoon Burnerで詳しく見てみる
このメモリを詳しく見るためにThaiphoon Burnerで設定を確認します。
チップはC9BMX。F-Die 14nmプロセス 2023年20週製造。
メモリモジュールとしてはB2基板で2Rank。温度センサー非搭載。
所感
ということでCrucial DDR4 Proなメモリでした。
Thaiphoon Burnerを取ったあとに軽くOCを試してみましたが、DDR4-3600 CL18までしか詰められずOC耐性があるわけでもなさそうなので何がProなのかは不明です。それでもメモリが倍増化できたことでRAMDISKの容量を増やしつつメモリの空き容量も確保できたし、あと3年くらいは3950Xを使う予定なのでメモリの予防交換にもなったので、結構満足しています。
所感2
そういえば今回のメモリでSanMax(DDR3)→Crucial(DDR4)→SanMax(DDR4)→Crucial(DDR4)の流れを繰り返していることに気づきました。DDR4としても3セット目。こんなに一つのプラットフォームを楽しんだのはSocket7→Super7かAM2→AM2+以来かな。
※2023/7/10追記 マザーボードの限界でした
3600 CL18の壁を越えられない問題についてはSTRIX B450-Iの性能限界が原因かも。もともとZen+の頃のマザーボードなので仕方ないです。むしろカタログスペック通り3600までしっかり回せることに驚きです。