オモチャ的なカッコよさを求めて、またRYZEN7のOC耐性アップを期待してCRYORIG R1 Universalを購入しました。
CRYORIG R1 Universal / AM4 UPGRADE KIT TypeAR1
ツクモパソコン本店で、貯まったポイントを利用して購入しました。
発売当初よりは値下げされているとはいえ、1万円オーバーのCPUクーラーはこれが初めて。性能や機能に直結しない高額パーツの購入は勇気がいりますね。
AM4 UPGRADE KIT Type AR1の中身です。
AM4マザーボードへの取り付けに必要な部品は以下の通り。ただし写真の袋03は不要でした。
また箱の説明ではサーマルグリスがCP9になっていますが実物はCP7が入っています。CP9の詳細は不明ですがCRYORIGの命名規則的に数値が小さい方が高性能なので性能に問題はないでしょう。
R1 Universalの外見です。とにかくゴツくて重い。その分冷えると良いのですが・・・
R1 Universalのサイドビュー。重心が左側に寄っているので油断すると倒れます。
高さを測ってみると大体168mm。公式サイトのスペック通りです。
Noctua NH-U12Sとの比較
Noctua NH-U12Sと並べてみました。NH-U12SはスタンダードなサイズのはずですがR1と並べると流石にコンパクトです。
サイドビューはさらに強烈でR1は完全にフィンのお化け。また樹脂製の部品が多いためかオモチャっぽさも若干感じられます。
一方のNH-U12Sはシンプルイズベストな工業製品的な美しさが感じられます。
CRYORIG R1 UniversalをB350M-Aに取り付ける
早速B350M-Aに取り付けましょう。
まずはNH-U12Sを外してグリスの密着具合を確かめます。密着部分は横に広がっていますがRYZENのダイは縦長なので、上下の密着していない部分は熱移動が十分でなかったのかもしれません。
AM4 UPGRADE KIT TypeAR1付属のスペーサーをマザーボードの標準バックプレートに締め込みます。スペーサーは上下に向きに注意しましょう。
次にリテンションプレートをセットします。手順書に指示はありませんが図を見ると「J」の字が下になるように描かれているので従うことにします。
そして袋ナットのような蓋パーツでリテンションプレートを締め込みキッチリ固定します。
サーマルグリスをヒートスプレッダに塗り付けます。手順書の図ではセンターUNK方式が書かれているので、これも従うことにします。
手順書ではCPUクーラーを固定した後に2つのファンの電源ケーブルをY型ケーブル経由でマザーボードに接続することになっていますが、JONSBO C3にそんな作業スペースはないのであらかじめ接続しておきます。
この写真だとわかりにくいのですがメモリとの干渉はありません。サイズを測ってから購入しているので問題なく利用できるはずですが、それでもドキドキしますね。
ケースのスペックを読むと最大175mm高のCPUクーラーまでなら利用できることになっていますからR1 Universalでも余裕です。
JONSBO C3 + ASUS B350M-A + CRYORIG R1 Universal 完成
ということで完成です。ケース横から見るとVRMヒートシンクとCMOS電池がR1に隠れてしまいました。CMOS電池を抜かなきゃいけない時が来たらとても大変そう。
また見た目ではケース後方部の排気用12cmファンとR1の140mmファンが釣り合ってないように見えますが、実際の性能はどうでしょうか。
ということでCRYORIG R1 Universalの取り付けレポートでした。次回はR1 Universalの冷却性能を調べてみることにします。