もたもたしているうちにエルミタがC3を取り上げていました。
注目を浴びる前にケースを入れ替えなくては。
ということで現在使用中のST-565Tから中身だけをJONSBO C3に入れ替えました。
【Before】TAO ST-565T-W
ST-565T-Wはフロントがメッシュ状で12cmファンを2発搭載可能、
リアにも12cmファンを搭載可能なため、フロント→CPUクーラー→リアと直線的エアフローを作ることができる冷却重視のケースです。
MicroATXなのにフルサイズPCI-Eカードを搭載可能な点やいろいろなギミックに惚れ、
ニュース系サイトで秋葉原入荷時を確認後、即買いした思い入れのあるヤツです。
【After】JONSBO C3
本当に中身の入れ替えだけなので、SSD/HDD取り付け方法が暫定です。
最大の変更点はATX電源が独立吸気型の下配置になったことで、その次に吸気12cmファンを取り付けられなくなったことかな。側面に固定しているシルバーのHDDステーは、説明書に書かれている各パーツの取り付け順序を守らないと取り付け難易度が急上昇します。また吸気用8cmファンを固定することも可能です。
ポイント解説
次からは今回の作業で気づいたこと。
ケースのUSB3.0端子&オーディオ端子は写真の赤丸のビスを外すことで取り外せます。
邪魔なオーディオ端子用ケーブルを外せれば良かったのですが、ピンが基板に直接ハンダ付けされているためあきらめました。
ケースのM/Bベースに開けられている六角スペーサーのネジ穴はかなりきついため指だけでは締められません。
写真のような六角レンチが無ければ締められないので、いっそのこと諦めるのも手かもしれません。
リアの12cm排気ファンの高さを調整可能なのでCPUファンとあわせることができます。
CPUクーラーは高さ最大170mmまで対応しているので、Noctua NH-U12Sの158mmなら余裕で取り付け可能です。
電源ケーブルの処理は苦労してます。
本当はフロントパネル裏のシルバーの部品は3.5インチHDDステーなんですが、ケーブル整理用に使ってみました。
なお裏配線用のスペースは一切ありません。
M/BベースとM/Bの隙間を利用すればなんとかなるかもしれない?というレベル。
机の下に設置してみたところ、なかなか高級感はあります。一見してPCケースには見えません。
冷却性と静音性について
ケース付属のリア12cmファンは煩すぎることもなく、けれど静かというわけでもなく普通です。
ただし回転数検知が上手くできないようでたまに50000rpm超の数字が帰ってきます。
ケース付属ファンにはまったく期待していませんので、そのうち別のファンに交換予定です。
ケースにビビリなどは特になし。ファンのうるささはありますがケース自体も特に音漏れ感は感じられません。
冷却性についてはエアフロー重視のST-565Tと比べると確実に劣ります。
ST-565Tが室温20度前後でOCCT(LINPACK)時のCPUTINが51度だったのに対しJONSBO C3は54度と3度高くなってます。
この程度で済んだ?と思えば十分かな。
その他
エルミタのC3の記事にHTPC向けと書かれていますが、確かにこれはHTPC向けだと思います。
というのも側面パネルがネジ止めなので、頻繁にメンテする必要があるゲームやOCには適していないため。
コストダウンと高級感の両方を実現するためにはネジ止めが一番利にかなっているのでしょうね。たぶん。