ASUS Dual Radeon RX 7600 購入 & ベンチ取得

久しぶりにビデオカードを新調しました。LUMA A310を待てなかったのとせっかくならマイクラ統合版でレイトレを試してみたかったのでRADEON RX7600に決めました。軽くレビューしてみます。

ASUS Dual Radeon RX 7600 OC Edition 8GB GDDR6

いつもの通り今回もRADEON。FullHDで60fps出せれば十分なのでRX7600を選択。
今回はASUS製にしてみました。Riva128のころからASUSもビデオカードを作っている認識はあったのですが選んだことがなかったのでどんなものかな?と。
型番はDUAL-RX7600-O8G。今は全長が短くOCが軽めなV2も出ているようです。

サイズは全長245mm、高さ49mm(2.5スロット強46″ />

PCI-E 8ピンコネクタは上ラッチタイプ。

そしていきなり装着完了。重量770gではたるまないのでサポートは不要とのこと。

補助電源ありのビデオカードはRADEON HD7850以来なので9年ぶりくらい。RX7600のサイズ感と二股に分かれている補助電源ケーブルから圧を感じます。

かるーくベンチマークを取得

組み合わせるCPUはRYZEN9 3950X。
2世代前のZEN2アーキテクチャ & 16コアなことからゲームは得意ではないはず。なので既報の大手サイトのベンチスコアよりも低くなることは想像していたのですが・・・

FINAL FANTASY XIV ENDWALKER ベンチマーク
FullHD 最高品質 スコア19536 平均142fps前後

FF14ベンチは有名どころのサイトが公開しているスコアの8~9割弱程度。ベンチ自体負荷が低くCPU/GPUどちらも使用率100%になっていないようなので、性能を使い切っていないようです。
特にベンチ中に見えるfpsグラフを見ると水平部分があることがわかったのでこの部分を解決できればスコアは上がるはず。

なおFF14ゲーム本編のfpsはディスプレイ依存なのでFS2333の場合60fpsまで。平均142fpsなので十二分に余裕です。

FINAL FANTASY XV BENCHMARK
FullHD高品質 スコア10125

RADEONに最適化されていなく負荷が高いFF15ベンチは大手サイトと同様のスコアがでています。fpsは不明ですが実画面は極めてスムーズでした。

FINAL FANTASY XV BENCHMARK
FullHD高品質 電圧1100mV VRAM最大2400MHz 電力制限112% スコア10931

なおAMD software(ドライバ)で低電圧化+メモリOC+消費電力アップを試してみたら8%程度スコアが上昇しました。低電圧化の効果がRX5700やRX6600ほどではないため、既にAMDの最適化が十分に進んでいるということでしょう。

なお高負荷をかけているときでもファン音は静かなので、ケースに収容されていてゲーム音声を出していればまったく気になりません。RX560のファン全開よりも静かかもしれません。

MINECRAFT統合版でレイトレーシングをONに!

RX7600購入目的の一つであるマイクラ統合版でレイトレ有効化を試してみました。
詳細は後日別の記事にする予定ですがPS4で作った世界に参加してこのRX7600だけレイトレを有効化しています。

マイクラを遊んでいる方なら水面や夕日の光り方が全然違うのがわかると思います。
ただし代償はfpsの大幅な低下で20~30fpsまで落ち込みます。GPU使用率が60%強で止まっていて使い切れていないので全力を出せれば30fpsは維持できそうなのですが。

なおRX7600はGeforceRTXのフレームレート向上機能(DLSS)に未対応、マイクラ統合版自体もRADEONの同等機能であるFSRに未対応です。RX7600でレイトレを試すこと自体ハードルが高かったかも。

ファーストインプレッション

思っていたより大きくて存在感のあるビデオカードですが、その分使っていて静かなので満足してます。FullHDで快適に遊ぶのに実売45,000円は決して安い買い物ではありませんが、ちょうどよいスペック・ちょうどよい価格なのかもしれません。

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