NM-AM4-UxSをオリオスペックで購入してきました。これでNH-U12Sを取り付けられる!
noctua NM-AM4-UxS
noctua製CPUクーラーのうち、メモリに干渉しづらいスリムな設計のU9S/U12S/U14Sに対応したAM4マウントキットがNM-AM4-UxSです。noctuaにフォームから申請したのですが、到着を待つ間にオリオスペックが発売を開始したので確保してきました。
NM-AM4-UxSには2種類のアームが付属していて、長アーム=縦に取り付ける場合、短アーム=横に取り付ける場合に利用します。
B350M-AにNM-AM4-UxSとNH-U12Sをセット
今回はサイドフロー型の一般的な取付方法=縦取付を行うので長アームを利用します。
今回もマスキングテープを使ってサーマルグリスを薄く塗ります。
CPUクーラー周りのクリアランスはこんな感じ。スッキリしています。
JONSBO C3にマザーボードをセットして完成。この写真だとわかりづらいですが、CPUファンを外さなくてもメモリのA1スロットにメモリを取り付けられそうです。
比較用にWraith Spireだった時の写真も貼っております。
ついでにWraith Spireとヒートスプレッダの接触状態の写真も。心なしかコア周辺の密着が弱いような気がします。
NH-U12S+CORSAIR SP120 PWM QEの冷却性能
ファンをCORSAIR SP120 PWM QEに交換しているので厳密にはNH-U12S SE-AM4と違いますが、参考情報としてWraith Spireとの冷却性能比較を行います。
常用OCとして無難そうな設定として、RYZEN 7 1700を3.7GHz(VID1.2875V)稼働状態のCPU温度をAMD Ryzen Masterで取得した値です。
CPUクーラー | 室温 | アイドル | CinebenchR15 実施直後 |
OCCT 5分 |
OCCT 7分 |
OCCT 10分 |
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Wraith Spire | 18C | 37C | 70C | 79.3C | 81.5C | 83.25C |
NH-U12S | 19C | 33C | 62.5C | 73.5C | 73.5C | 73.0C |
Wraith Spireは放熱が飽和してしまい徐々にケース内の温度とCPU温度があがっていきますが、NH-U12Sだと温度が安定しています。もっと劇的に下がることを期待していましたが、静音ファンとの組み合わせで、BIOSのファン設定がStandardなので妥当なのかも。
またWraith Spireの時はCPU温度が60度を超えるとファン頑張り初めて風切り音が発生していましたが、NH-U12Sに換えたしたことで大分目立たない音になりました。