自作スピーカースタンド STMDF2004

4312MをセットするスタンドはMDFで自作したワンオフものです。
speakerstand2004

設計について

自作といっても図面・板取は元々あるものを参考にしてます。昔やってたブログ風サイトのバックアップを復元し当時の記事を探すとこんなことが書いてました。

今は無き「FMfan別冊 AUDIO・BASIC vol.9」(1997年7月)に掲載されている、
長岡鉄男のベーシックコンポパワーアップ大作戦!の自作スタンドがベース。
元々はサブロク板一枚で出来る板取で、ONKYO D-102ACMにあわせたスタンドなのを、
現在が使ってるBOSE 100PR用に天板のサイズ調整、柱の高さを延長したもの。

その時の板取と3Dレンダリングした完成予想図がこちら。

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スペック(改善点含む)

材料は15㎜厚MDFのサブロク板1枚。カット費用込みで12,000円くらいだったようです。
完成品のスタンド高は760㎜。後から15㎜厚の黒檀ブロックを追加し775㎜になっています。
底板は200㎜ x 240mm x 30mm、天板は200mm x 200mm x 30mmにスピーカー共振対策の70φの丸穴あり。スピーカー支柱の中は元々空欄でしたが現在は猫砂4kgを充填して支柱の共振も防いでいます。
総重量は1本あたり11.2kg(猫砂含む)。とにかく頑丈なスタンドです。

気になっていること

MDFなので塗装していません。10年間の利用で少しずつ汚れとシミが目立つようになってきました。硬く絞った雑巾で拭いてますがどうしようもないですね。

また4312Mと組み合わせると現在の視聴環境では耳の高さが合わず、隣の液晶テレビともマッチしてません。次のスピーカースタンドは10㎝くらい高さを抑えたものにしたいと考えています。
4312M_01

天板と4312Mのサイズが合っていないのも改善したいところ。でもそうなるとスピーカースタンドを自作するしかありません!?これはフラグか?

音について

重くてビクともしないスタンドなので音への影響は最小限に抑えられているはず。素材としてのMDFは音に余計な響きを与えないことから好評ですし。ただし他のスタンドを使ったことがないので比較はできません。