10円インシュレーターの後継を探す! 銅パッキン編

スピーカーに敷く手軽で効果が期待できるインシュレーターといえば「10円玉」ですが、硬貨を本来の目的以外で利用するのは気が引けます。なるべく安く別の物に交換できないか探していたところ、銅パッキンという存在を見つけたので試しに交換してみます。

銅パッキン/銅ワッシャー 14mm x 18mm x 2mm 10枚セット

10円玉の代替品なので主材料は銅で、円形、なるべく安価なものとして見つけたのがこの銅パッキン。本来は銅の柔らかさを利用してオイルドレンの漏れ止めとして利用されるものです。

価格は10枚で1000円前後。10円玉の10倍と考えるか、銅インシュレーターとして破格と考えるかは効果次第ですね。
10円硬貨の直径は23.5mmなのでこの銅パッキンは少々小さめなのですが、価格はなるべく安く、1枚で高さを確保するというバランスの関係でこのサイズを選びました。より10円玉に近いサイズとしては17mm x 23mm x 1.5mm の物もあるようです。

インシュレーターとしてセットしてみる

インシュレーターのセッティングは各々のポリシーがあると思いますが、私の場合は使い勝手を重視してスピーカー側に薄手の両面テープで固定する方法を取っています。ポジションは前2点後1点の3点支持です。

スタンドとスピーカーの隙間はこんな感じ。見た目は10円玉と変わりません。

10円玉と音質の違いはあるか?

最近、大音量で鳴らせる機会がないので微妙なところですが10円玉との音の違いは判りませんでした。インシュレーターを外した状態では音の歯切れが悪くなったのでインシュレーターとしての効果は出ていることは確認できました。

なおスピーカーのインシュレーター効果はオカルトではありませんよ。スピーカーの音以外の振動がスタンドなど設置場所に伝わって音が濁るのを防ぐ、意味のあるアナログ装置です。