No.106 仙台 ankoyaのどらやき3種

仙台のオシャレな四角いどらやき(あん・バター・もち)をいっき3種食べ比べします。

No.106 仙台 ankoyaのどらやき3種

店舗名 ankoya
商品名 あんどらやき
バターどらやき
もちどらやき
税込価格 あんどらやき:165円
バターどらやき:196円
もちどらやき:196円
おいしさ 1~3 消費期限 4日間
入手性 1 入手場所 ankoya駅前店

※評価基準はコチラを参照

お店情報

仙台のお洒落などらやき屋「ankoya」。店舗は仙台市内に3店あり、今回は駅前店で購入しました。
消費期限は涼しい常温で2日間と短く、Webサイトやオンラインショップもありませんので仙台の方向けに展開しているお店だと思われます。

あんどらやき
No.106 仙台 ankoyaのあんどらやき

商品名 あんどらやき
税込価格 165円
おいしさ 2 消費期限 4日間
コスパ 3

まずはプレーンなあんどらやきから。
見た目のとおり餡がたっぷり・・・というよりは餡に皮をかぶせているタイプです。

皮は甘さ控えめの薄手でしっかりとした生地でホットケーキに似ています。圧倒的な餡の物量の前に皮の存在感はほとんどなく、手に取ってもベタつかないことからおにぎりの海苔のようなものかも。なおankoyaの皮はこだわり手焼きとのことですが、ラップで包まれて売っているので手焼きの良さがわかりません。

餡自体はホクホクに炊かれた甘さ控えめ小豆と、若干の塩気で甘さを強調しているタイプの餡。。ただし皮で包む際に圧縮されているので見た目以上に詰まっています。この手のどら焼きは餡量からくる甘さと重さによりバランスが崩壊しているものが多いのですが、この軽めの餡ならギリギリOKな感じです。
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おいしさ評価は皮2餡3のおいしさ2。餡そのものは美味しいのですが、そもそも餡に皮を被せるタイプのどら焼きは基本的にハズレなのを餡の美味しさでカバーしているという評価です。コスパ評価は価格165円=3+加点減点0のコスパ3

バターどらやき
No.106 仙台 ankoyaのバターどらやき

商品名 バターどらやき
税込価格 196円
おいしさ 1 消費期限 4日間
コスパ 2

次にバターどらやき。バターの差し味(?)効果に期待も高まります。

見た目は「あんどらやき」とまったく変わらず。皮の色が濃く見えますが皮自体は同じ味でしたので個体差のようです。
バターは餡の中に封入されている珍しいタイプ。肝心のバターは・・・塩気もなく風味もなくマーガリンっぽいもの。残念ながら何の引き立て役にもなっていないので完全に蛇足です。バターの油分のせいで更に重いどら焼きになってしまい、残念ながら美味しくありません。
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おいしさ評価は皮2餡3バター-1のおいしさ1。コスパ評価も連動して、価格196円=3+減点2(おいしさ1+価格が200円に近い)のコスパ1です。プレーンなあんどらやきより高くて美味しくないのですからこうなっちゃいます。

もちどらやき
No.106 仙台 ankoyaのもちどらやき

商品名 もちどらやき
税込価格 196円
おいしさ 3 消費期限 4日間
コスパ 3

最後はもちどらやき。ただでさえ重いのに、餅で更に重くなるのは気も重くなります。

これも見た目は基本的に変わりありませんが、お餅が少しだけはみ出て見てえますね。
どらやき自体は前2種と同じものですが、薄い餅(求肥)が餡を2分割するように入っています。この餅のお陰で餡の量と密度が減り、甘さが抑えられてバランスが改善されています。
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おいしさ評価は皮2餡3+餅0.5くらいでおいしさ3。餅によって美味しくなるなんて初めてです。コスパ評価は価格196円=3+加点減点なしのコスパ3。あんどらやきより美味しくなっていますが、価格も上がっているのでコスパ評価としては変化なしです。

ということでankoyaのどらやきレビューでした。餡そのものは美味しいので普通のどら焼きを作ってくれれば絶対美味しいものになると思うのですが・・・お店の個性を出すというのはなかなか難しいのですね。