ノートPCのRJ-45ポートはサイドにあることが多く、硬いLANケーブルを指すと意外と邪魔。そんな時このロータリーLANコネクターがあれば机回りをスッキリさせることができます。
ロータリーLANコネクターについて
ロータリーLANコネクター RLC001-BK
http://www.rotary-lan-connector.com/
エムテックコーポレーション製のこのロータリーLANコネクターは、壁コンセントやノートPCのLANポート用にLANケーブルの向き(角度)を45度単位で最大270度変更できるアダプター。黒・白・紺の3色展開で価格は1つ税込1,280円(送料別)です。
LAN規格としてはCAT5eに対応するのでギガビットイーサネットまでは問題なく利用できます。
Thinkpad X121eに取り付けてみる
本当はBlack BoxのL字型LANケーブルを欲しかったのですがとっくの昔に廃版になっていました。そこで白羽の矢が立ったのがこのロータリーLANコネクター。アダプタを介すことで接点が増えるデメリットはありますが、ノートPCなど普通の用途には全く問題ありません。
X121eの場合、ロータリーLANコネクターを使うと左隣のUSB2.0ポートとHDMIポートを利用できなくなります。排熱口の前をLANケーブルを通りますが排熱には影響なさそうです。なお電源ポートは逆サイドなので全く影響ありません。
裏から見るとこんな感じ。ノートPC本体との間には結構な隙間ができます。それでも普通のLANケーブルを曲げて奥に向けるよりは占有スペースを節約できます。
使い勝手は
重量は8.4g。といってもノートPCとLANケーブルの組み合わせで重さを気にする必要はなさそうですが・・・
RJ45コネクタ側もRJ45ポート側も強度は十分。硬いプラスチックなのでLANケーブルを強く引っ張ってもそう簡単には壊れなさそうです。また信頼性保証報告書が公開されていて、個体差はありますが1,000回以上RJ45コネクタを回転させても壊れることはないとのことなので、普段使いで破損を気にする必要は不要です。
ただしコネクタの爪を指で押しにくいので抜くときだけは注意が必要です。壁コンセントの場合はQ&Aにもあるようにプラスティック定規などを使わないと抜けません。
まとめ
「必要」なものではありませんが、高額なものではないのでこれを面白いと思える人ならとりあえず買っておけば後から役に立つかもしれません。