久しぶりにintelプラットフォームのマザーボードASUS H270-PLUSを購入しました。intel ATX850やASUSTek P5A/WOA以来、約20年ぶりです。とってもジャンク品なのですが。
VRMヒートシンクをB350M-Aで利用する目的で入手したものなので余ったマザーボードは不要です。ですが、せっかく手元にあるのだからということでMicroATXケースに入らないかの実験に役立ててみます。
ASUS H270-PLUS
サイズは305mmx221mm、若干幅が狭いスリムなATXマザーボードです。本当は幅244mmなマザーボードを入手すべきところですが、無印/Microの違いは高さだけなのでこれでOK。
JONSBO C3
愛用中のJONSBO C3はマザーボードの下にATX電源を設置するタイプのレイアウト。この手のケースなら電源の設置方法を工夫し、幾つかのPCI-Eスロットを諦めればATXマザーボードも使えるのでは?という思いつきから始まりました。
JONSBO C3にASUS H270-PLUSをインストール
詳しく見てみましょう。当然ですが下側から3つ分のPCI-Eスロットは対応するブラケットが存在しないので利用できません。またケースに固定することもできないので取り扱いには注意が必要です。
この状態でATX電源を利用できないか工夫してみます。まずはATX電源をぎりぎりまで反対側にずらしてみると25mm程度スキマを確保できました。これならPCI-Eスロットを諦めれば一応ATX電源も利用可能そうです。
真横から見てみるとしたから3つめのPCI-Eスロットが顔を出しています。ブラケットを固定できない場所ですが、内部接続専用のSATAカードなら利用できるかもしれません。
下側のM.2ソケットSSDはスペース的には問題なさそうです。ただし取り外し時にATX電源が邪魔になるので、メンテナンス性は落ちます。
一方マザーボード右下のSATAポートなどが設置されることが多いスペースはがら空きなので問題なく利用できそうです。
SFX(C)電源なら?
ここまではATX電源を利用し続ける場合を想定していましたが、より小さなSFX(C)電源ならどうでしょうか。
幅がATX電源の150mmから125mmへ25mm狭くなることにより、オフセットしなくてもマザーボード側のスペースを確保できそうです。
まとめ
とりあえずまとめるとPCI-Eスロットを一部諦めればJONSBO C3でATXマザーボードは利用できそうです。
そもそもこんなことをする必要があるのか?という話ですが、メーカー各社ががいつまでたってもMicroATX用の高品質AM4マザーボードを出してくれない以上、小さなケースでATX用のハイエンドマザーボードを利用できるのであれば、意味は十分にありそうです。