蕎麦者として気になっていた麻布昇月堂の「麻布どらやき蕎麦」をいただきました。
お店情報
「麻布昇月堂」は西麻布にある創業大正7年のお洒落な和菓子屋 兼 喫茶。最寄駅はメトロ日比谷線広尾駅。看板商品はつぶしあんの羊かんにあんみつの具が入った一枚流し麻布あんみつ羊かんとのこと。涼しげで美味しそうです。
どら焼きラインアップはこの「麻布どらやき蕎麦」のみ。通販は行っていないようです。
どら焼き
皮はそば粉だけで作られた、もちっと柔らかで歯切れのよい食感の生地。そばの香りが強いのが特徴です。一言でいうと厚みのあるガレットなのですが、どら焼きの皮として違和感はありません。
餡はスッキリとした甘さの小豆たっぷりの粒あん。ほどよい水分で口当たりがよく美味しい餡です。量もたっぷりで物足りなさは感じません。
パッケージからはわかりませんでしたが求肥入りでした。厚さがある分とても歯ごたえと食べごたえがあり、餅入りどら焼きにありがちな蛇足感をまったく感じません。またこの求肥は一枚流し麻布あんみつ羊かんに使われているものの流用と思われます。
評価
麻布昇月堂の「麻布どらやき蕎麦」のおいしさ評価は皮3餡4餅4のおいしさ4。そば粉なのにどら焼き感がしっかりある美味しいどら焼きです。
コスパ評価は価格238円=「2」+おいしさ補正「+1」のコスパ3。入手性評価は西麻布の店舗でしか購入できないことから入手性1とします。